zuko’s diary

ビスクドール作家zukoの日常を綴ります

紙垂(しで)をつくる



先日作りました御細工の熊手は手のひらサイズです

しで、とは神社などで見かけるあの雷型の紙のことです

注連縄(しめなわ)の標識として「聖域」を表す印ですが、
雨をもたらす稲妻(五穀豊穣)として、邪気を追い払う意味合いも

熊手の注連縄に紙垂を付けようと思いましたが
そういえば我が家には半紙が無かった・・・と気づき

御細工なので大量には必要ないし、何かしらの都合の良さそうな和紙などが
自然に手に入るまで待とう・・・とFBでつぶやきましたら
余っている半紙を送ってくださると!(ドルちゃんありがとうござました!)

有難く頂戴しましたので早速型紙を・・・
いちばんポピュラーな型、今だったらピカチュウのしっぽ?笑

2センチ×3センチの厚紙で型紙を作りました


紙は、左側を輪にして2枚重ねです

手前に折ってゆきます


思い出話です・・・
zの祖父母の家ではお正月になると
玄関以外は「伊勢流」の紙垂で清められていましたから
子供の頃はお正月準備で山のように紙垂を作っていました

ちなみに・・・「玄関」というのは神様とお上人さんが出入りする玄関のことで
住んでいる人が出入りするところとは違います

そんなわけで伊勢流も作ってみました

この紙垂をつけた藁縄が、家の中はもちろん、敷地じゅうにはりめぐらされ
子供心に清々しいなぁと思っていました

お正月やお盆の準備は大変でしたが
親戚総出で賑やかに楽しかった記憶があります

祖父が亡くなってからは寂しくなりました


酉の市は収穫祭
熊手は縁起物として、「運(福)をかっ込む」


紙垂が無事着きました!

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