zuko’s diary

ビスクドール作家zukoの日常を綴ります

Gebruder Heubach schwester  ジャーマンドール (ホイバッハ スベスター)

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Gebruder Heubach schwester
身長48センチ

ジャーマンドール ホイバッハ スベスター

私がマルクにトライすることは実は
Yoko先生の教室に正式に移籍する前から決まっていたのですが

2体目のコはどうしようという話になったとき
スベスターが勧められました

グリーンウェアからボディ(GB15)まですぐに整い
すぐに準備が整うのはラッキーな証よ、と先生には言われました


ホイバッハの人形はインタリオアイと呼ばれる
彫り目が特徴です
創作人形ではインタリオアイを多く見かけます

大きくて重いヘッドを
頭の(ヘアスタイルの)形状を保ったまま本焼きするのも
ちょっとしたコツがありました
色むらが出ないように絵具をのせるのも重要です

ウィッグを付けるドールと違い頭部にカットがありませんから
(ソケットヘッドと言います)
指一本でこの大きな重いヘッドを支えながらの拷問のような(笑)絵付けには
レッスンの度悲鳴をあげていました


ドレス作り

スベスターのドレスもスモッキングでしたが
こちらは基本的な、糸をみせるタイプのスモッキング

プリーツを寄せてスモッキングスタート!

性格的に・・・一目ずつ定規で図っていました(^-^;
糸のねじれにも注意を払います
時間はかかるようですが、一度は必ず経験されるでしょう
「解いてやり直し」が無いので最終的には早く美しく仕上がります

色に関してはzukoカラーは封印
色の組み合わせでは何度先生と打ち合わせたことか
デパートの子供服売り場で研究してきなさい!と
先生ぶち切れる(笑)

このブラウン、このグリーン、
いままで避けていたような色ですが・・・

こちらのドレスも旅行中も持ち歩いていました
2017年6月に出かけた台湾旅中です
糸と、針と、「定規」はどこ行くにも必ず持参!
手違いでアップグレードしたスイートルームにてちくちく
ムーディーな照明で手作業には向かなかったけどね・・・(^-^;


ひんやり気持ちがいい革張りのソファに
気が付いたら寝てたり

スカートのリボン刺繍
赤一色か、カラフルか、どちらが良い?と
先生にお訪ねした写真

葉の刺繍は5種類のシルクリボン
2種類の刺繍糸、計7種類で刺繍しています
こうすることで、深みがあるように見えるのです

襟については色々アイデアがありましたが
zukoがどうしてもこの形にしたかった・・・
実は円形に末広がりにスモッキングするのが少々難です
一番目立つ襟の部分ですから、先生には反対されましたが・・・
作って持って行き、教室で仕上げましたが
「この襟が出来たんだから、もう何もいう事は無い」と

それから実は見えない所にもこだわりの刺繍を入れています
先生にはあんまり華美すぎても子供らしくない、と注意を受けていたので・・・
まぁ、zukoの自己満足でもあります

ですが、この見えない刺繍を
ジャッジではきっちりとみられていました
悪いところをマイナスするもので
良くても評価が上がることはありませんが
コメント欄にはみ出すくらい
評価には関係しないその刺繍が私は大好きだった、と
力強い筆圧で・・・嬉しくてひとり廊下で
涙が出そうだった

そしてこのスベスターが
部門TOP賞(プロ部門)、ロゼット賞を受賞しました!

会場でのスベスター

ありがとうございます

パーティで表彰される各部門のTOP賞の方々
(友達がいつの間に私のデジイチで撮ってくれていました)
韓国の方もちらほら

ところで、schwesterとは姉妹という意味ですから
じつは姉妹モールドも存在しているのかもしれません

zukoのスベスターちゃん、しっかりもののお姉さんに見えるなぁ・・・
お姉さんはひそかに頑張っちゃうからね
お家ではいっぱいわがまま言ってもらいましょう


ミニチュア懐古人形館@ノエカフェ
Le theatre de la poupee
2018年11月11日(日)
桃組さんと二人展開催♪



懐古人形館展@東京芝公園 東邦アート
2019年4月29日(日)〜5月11日(土)
参加させていただきます


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