zuko’s diary

ビスクドール作家zukoの日常を綴ります

swaddled baby(おくるみベビー)

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swaddled baby(おくるみベビー)


全長15センチ

正式名は不明
シーリー社モールド名Lullady

いままではコンペ提出作品は1体がやっとでしたが
二子玉川の教室内の雰囲気では3体提出が当然のようです

コンペティションでの3つ目の作品は
Yoko先生の勧めではじめてオープンカテゴリーに出品しました
(決まり事のない自由なカテゴリーです)

zukoが選んだのは
今もごくたまに外国のドール専門オークションで見かけることが出来る
ポーセリンのトリンケットボックスです

こちらは自由に絵付けして良いとのことでしたので
自宅に持ち帰っての作業でしたが、
意外に空白部分が多いので悩みつつ、また焼成時の問題も大有り!で
最終的には20回近い焼成回数となりました(^-^;

ボックスの中身については
こちらも評価には入りませんので
あくまで雰囲気づくり
先生は、「あなたの感性にお任せします」とのことでした

えっと、ズコワールド全開でいいでしょうか・・・ね(^-^;
はいっ!ではでは!と、いつもの感じに

人形を送るその前日のリミットぎりぎりまで
調整していたのがこの作品でした


蓋がぐらついてはいけません、焼成の精度も試されています

そして・・・実は私自身が一番驚いたと思います
こちらの作品が今回のコンペティションの特別賞である
金沢賞を受賞したのでした


パーティ会場で金沢賞が発表された瞬間!

プレゼンターのカーラ先生から
憧れだったゴールドのキューピーのトロフィーが渡されたときも
「え?この賞がキューピーのトロフィーだったの!?」と壇上でも驚き

展示会場ではこの作品が授与されたハイブルー賞のリボン、
ロゼット賞のリボン、そして
Kanazawa Awardのための特別な大きなリボンが並んで
待っていてくれていました・・・

もうね、息が止まりそうでした・・・


(展示会場にて)


どんなに小さな作品かということも
他の人形と比べてくださるとおわかりかと思います
(リボンやトロフィーばかり目立って
作品が見えないという噂もあり...笑)

zukoの「いつもの」が大きな賞をいただけたことは
背中を押してくれたと思います
(途中経過の写真をまったく撮っていなかったのもその証?)
いままで一人抱え込んでいた小さな迷いと不安の積み重なりが
さらさらと流れてゆく感覚がありました

今回140体を超える出品数の中から
この作品を選んでくださってありがとうございます
感慨深く、また責任も感じています

最後に評価表を。一番上がこちらの作品に対するものです
ジャッジの先生からのコメントは
アウトスタンディングペインティング!
光栄です、最高の評価をありがとうございます!



ミニチュア懐古人形館@ノエカフェ
Le theatre de la poupee
2018年11月11日(日)
桃組さんと二人展開催♪



懐古人形館展@東京芝公園 東邦アート
2019年4月29日(日)〜5月11日(土)
参加させていただきます


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